素朴な疑問

からだが疲れているとなぜ寝返りの回数が減ってしまうの？

私たちのすいみんはレム睡眠とノンレム睡眠が交互に訪れることによりからだと脳を休ませています。その特徴としてはレム睡眠は浅いねむりでからだを休ませ、ノンレム睡眠は深いねむりで脳を休ませるためのすいみんとなります。特にノンレム睡眠では副交感神経（リラックスしているときの神経）が働くことにより深いねむりが訪れ脳をクールダウン、リラックスさせることができます。心身のつかれは交感神経（興奮しているときの神経）が活発になってしまうため、眠りに入っても交感神経が昂っているとリラックスすることが出来ず、浅いねむりとなってしまいます。そして寝返りというのは深いねむり（ノンレム睡眠）のときに起きるので浅いねむりが続いてしまうと寝返りが少なくなってしまいます。

なんで人によって治り方がちがうの？

私たちのからだは自然治癒力といって、ケガをしたり風邪をひいたりしたときに薬などを用いなくても自然に治すことができる力を持っています。ただ、この自然治癒力は寝不足、食べ過ぎ飲みすぎ、運動不足、ストレスなどが続くことにより低下してしまいます。中には体質的に弱い方もいらっしゃいます。風邪をひいたとき２～３日で治ってしまう人もいれば、あまり熱がでず微熱がつづいて治りにくい人がいます。これは自然治癒力が関係し、その人がいま現在かね備えている自然治癒力が高い人ほど治りがはやいと言えます。逆を言えば、どんなに元気な人でもムリをして不摂生をしていると自然治癒力は低下しケガや風邪などの治りは遅くなります。