院長の治療日記

49.福は事少なきより

“福は事少なきより福なるはなく、禍は心多きより禍なるはなし。唯だ事に苦しむ者のみ、方めて事少なきの福たるを知り、唯だ心を平らかにする者のみ、始めて心多きの禍たるを知る。

51.我、人に功あらば

“我、人に功あらば念うべからず、而して過は則ち念わざるべからず。人、我に恩あらば忘るべからず、而して怨みは則ち忘れざるべからず。”

先日、一年以上ぶりの患者さんが来院されました。

前回来院された時はぎっくり腰のような症状だったのですが、今回はとくに痛みがあるというわけではなく、さいきん運動をしているせいか、腰から太ももの裏が張っているということでした。

こどもは刺激に対してとても敏感なので基本的に鍼はさしません。

そんなこどもに使う小児鍼は鍼先が丸くなっていて、その丸くなった部分を皮膚に当ててなでる様にして使います。

これを我が家ではシャカシャカと撫でることから子どもたちは「シャカシャカ」と呼んでいます。

今年のお正月は妻が休日出勤だっためどこにも出かけず初めて東京で正月を迎えました。

ついでに次女が年末に風邪をひき体調があまりよくなかったため特に初詣などにも行くことがなく、家や近所の公園で遊びにいく程度でのんびりと過ごしておりました。

毎月、根津で行われるいやしの道協会によるはり灸の勉強会。

当会では始まる前にかならず座禅をします。

座禅20分。これで精神を整えます。